調査内容
学校においていじめが発覚した場合、その実態を解明することは非常に困難です。加害者同士のかばい合いや、報復を恐れる被害者生徒が自ら加害者を摘示することが多くない為です。このような場合、モバイルを調査することで、誹謗中傷の文言を客観的な証拠として確保する必要性が生じます。
このような場合、被害者のスマホに対しフォレンジック調査を行い、LINEやメッセージなどのやり取りのデータを抽出・復元することが重要です。
結果
フォレンジック調査の結果、LINEトーク履歴やメッセージを復元。その結果、加害者や誹謗中傷の文言を特定、複数名の加害者それぞれについて加害行為の程度を詳細に把握し、主犯格を特定することが可能となり、これによりいじめの実態を解明することができました。
解析結果から実態を引き出す調査経験
加害者と被害者とのやり取りは一つのアプリだけで行われるとは限らず、スマホ内のチャットアプリ、メールおよびメッセージ等のアプリを総合的に調査する必要がある為、専門技術者による高度な知見と調査経験が必要となります。